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ストレングス&コンディショニングコラム
№18「正しい動作の作り方 その③ ~フィットネスでよく指導される膝の話~」
2021/12/27
こんにちは(^^)
ケアウイング曙トレーニングセンター契約トレーナーの髙橋です。
前回から 「自分で出来る正しい動き作り」 をテーマに書いています
トレーナーさんから教えてもらう正しい動きって、いざ自分だけでやろうとすると難しくないですか?
でもね、それはちょっとだけ違って、ポイントさえ押さえれば、意外と簡単に 「正しい動き」 って自分で出来るんですよ!
そんなわけで、出来るだけ少ないポイントで、出来るだけわかりやすく自分でも出来る方法をご紹介しています。
前々回は「正しく動く」とは「正しく立つ」こととして、重心の作り方をまとめてみました。
詳しくはコチラ☟
正しい動作の作り方 その① ~重心移動を観る~
そして前回は「上半身の観るポイント」として「骨盤」「頭」「胸椎」の3点にフォーカスしてまとめてみました。
詳しくはコチラ☟
正しい動作の作り方 その② ~上半身を観る~
今回は「エクササイズ指導でよく指摘を受ける膝」についてまとめていきたいと思います。
フィットネスクラブのインストラクターさんや整形外科のリハビリ担当のトレーナーさんから
「膝をつま先より前に出さないように!」
「膝が内に入らないように!」
などなど、エクササイズの指導をしてもらう時に、膝に関するアドバイスをたくさんもらった記憶ってありませんか?
私も以前は口が酸っぱくなるくらい、毎日毎日、毎回毎回、指導するたびに言っていた気がします。
また私のトレーニングを受けてくれる方も耳にタコができるくらい聞かされたのではないかと思います。
このアドバイスには理由があります。
膝がつま先より前に出ると、物理的に膝の負担が増大して膝を痛める原因になります。
また膝が内に入ってしまうと、膝にねじれが入ってこれも膝を痛める原因になります。
膝はもともと前後に曲げたり伸ばしたりは得意ですが、捻じる動きはほとんどありません。
また外に曲げたり内に曲げたりという動きもありません。
膝本来の動きから逸脱してしまうと当然膝を痛めてしまいますよね。
しかし、このアドバイスだけを聞いて膝だけを修正していくと、かえってその他の部位を痛めることがあります。
どういうことかと言うと、膝の動きに関係しているのは膝だけでなく、その他の身体の部位も重要な役割を担ってくるからです。
例えば、膝がつま先より前に出てしまう場合、足首(足関節)の動きがしっかり保たれていることもあります。
しかし膝の位置だけを見て、つま先より前に出ているから駄目だとしてしまうと、足首の動きに抑制をかけて、股関節の動きを大きくします。
そうすると上半身の前傾が大きくなり、腰部の負担が増えてしまい、結局腰を痛めてしまうなんてこともあります。
そうならない為には、膝がつま先より前に出ているかどうかを見る前に、まず足首が動いているかどうかを見てみましょう。
具体的に言うと、足裏全体で地面を踏ん張っているかどうかを確認しましょう。
これって、正しい動作の作り方その①でも書いた足裏の3点支持が出来ているかどうかですね。
母指球、小指球、かかとの3点支持が出来ている限り、多少膝がつま先より前に出ても、膝の負担は極端に増加しません。
膝の位置や向きは、身体全体のつながりの中で最後に出てきます。
このコラムでもお伝えした、きちんと足裏に均等に体重が乗っているか、そして上半身は正しい姿勢(3点コンタクト)を維持できているか、まずはこの2つのポイントが出来た上で、必要であれば膝の修正に入りましょう。
意外とこの2つのポイントが整った時点で、膝が正しい位置に戻っていることも結構ありますよ!
ケアウイング曙では「正しい動作で痛みの予防を!」をモットーに動作の指導から運動指導を行っています。
自分の動作が気になる方、最近動いたときになんか違和感があるんだよなぁって方、とにかく自分の動きのチェックをして欲しいって方などなど
身体の動きに関するお悩みにどこよりも分かりやすく解決いたします。
気になったらいつでも👇にご連絡ください!
☎ 082-568-6102
ケアウイグ曙トレーニングセンターのホームページはコチラ
ケアウイング曙鍼灸接骨院のホームページはコチラ
健康運動指導士
CSCS
髙橋 大輔
ケアウイング曙トレーニングセンター契約トレーナーの髙橋です。
前回から 「自分で出来る正しい動き作り」 をテーマに書いています
トレーナーさんから教えてもらう正しい動きって、いざ自分だけでやろうとすると難しくないですか?
でもね、それはちょっとだけ違って、ポイントさえ押さえれば、意外と簡単に 「正しい動き」 って自分で出来るんですよ!
そんなわけで、出来るだけ少ないポイントで、出来るだけわかりやすく自分でも出来る方法をご紹介しています。
前々回は「正しく動く」とは「正しく立つ」こととして、重心の作り方をまとめてみました。
詳しくはコチラ☟
正しい動作の作り方 その① ~重心移動を観る~
そして前回は「上半身の観るポイント」として「骨盤」「頭」「胸椎」の3点にフォーカスしてまとめてみました。
詳しくはコチラ☟
正しい動作の作り方 その② ~上半身を観る~
今回は「エクササイズ指導でよく指摘を受ける膝」についてまとめていきたいと思います。
フィットネスクラブのインストラクターさんや整形外科のリハビリ担当のトレーナーさんから
「膝をつま先より前に出さないように!」
「膝が内に入らないように!」
などなど、エクササイズの指導をしてもらう時に、膝に関するアドバイスをたくさんもらった記憶ってありませんか?
私も以前は口が酸っぱくなるくらい、毎日毎日、毎回毎回、指導するたびに言っていた気がします。
また私のトレーニングを受けてくれる方も耳にタコができるくらい聞かされたのではないかと思います。
このアドバイスには理由があります。
膝がつま先より前に出ると、物理的に膝の負担が増大して膝を痛める原因になります。
また膝が内に入ってしまうと、膝にねじれが入ってこれも膝を痛める原因になります。
膝はもともと前後に曲げたり伸ばしたりは得意ですが、捻じる動きはほとんどありません。
また外に曲げたり内に曲げたりという動きもありません。
膝本来の動きから逸脱してしまうと当然膝を痛めてしまいますよね。
しかし、このアドバイスだけを聞いて膝だけを修正していくと、かえってその他の部位を痛めることがあります。
どういうことかと言うと、膝の動きに関係しているのは膝だけでなく、その他の身体の部位も重要な役割を担ってくるからです。
例えば、膝がつま先より前に出てしまう場合、足首(足関節)の動きがしっかり保たれていることもあります。
しかし膝の位置だけを見て、つま先より前に出ているから駄目だとしてしまうと、足首の動きに抑制をかけて、股関節の動きを大きくします。
そうすると上半身の前傾が大きくなり、腰部の負担が増えてしまい、結局腰を痛めてしまうなんてこともあります。
そうならない為には、膝がつま先より前に出ているかどうかを見る前に、まず足首が動いているかどうかを見てみましょう。
具体的に言うと、足裏全体で地面を踏ん張っているかどうかを確認しましょう。
これって、正しい動作の作り方その①でも書いた足裏の3点支持が出来ているかどうかですね。
母指球、小指球、かかとの3点支持が出来ている限り、多少膝がつま先より前に出ても、膝の負担は極端に増加しません。
膝の位置や向きは、身体全体のつながりの中で最後に出てきます。
このコラムでもお伝えした、きちんと足裏に均等に体重が乗っているか、そして上半身は正しい姿勢(3点コンタクト)を維持できているか、まずはこの2つのポイントが出来た上で、必要であれば膝の修正に入りましょう。
意外とこの2つのポイントが整った時点で、膝が正しい位置に戻っていることも結構ありますよ!
ケアウイング曙では「正しい動作で痛みの予防を!」をモットーに動作の指導から運動指導を行っています。
自分の動作が気になる方、最近動いたときになんか違和感があるんだよなぁって方、とにかく自分の動きのチェックをして欲しいって方などなど
身体の動きに関するお悩みにどこよりも分かりやすく解決いたします。
気になったらいつでも👇にご連絡ください!
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髙橋 大輔