トップページ > お知らせ
お知らせ
2016 BNP Paribas World Team Cupでフィジカルトレーナーとして選手のケア・サポートを行いました!
ケアユナイテッド スタッフブログ2016/06/24
5月23日(日)~28日(日)、東京の有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコートにおいて、「2016 BNP Paribas World Team Cup」が行われ、高陽整形外科クリニック理学療法士の増田拓がフィジカルトレーナーとして選手のケア・サポートを行いました。
以下、増田トレーナーからのコメント。
日本チームは男子・女子・クアド(3肢以上の麻痺あり)・ジュニアの4チーム(16名)を対象に3名のトレーナーが対応し、主に宿舎や会場での選手のコンディショニングサポートを中心に、移動や練習及び試合中のコートサイドでの準備など行いました。
大会を通して大きなけがや体調不良者が出なかったものの、5月にしては蒸し暑い気候で、30度を超える日もある中の暑さ対策や、過密な試合スケジュールによる連戦の疲労回復が重要な課題でした。
今回私自身、コートサイドではジュニアチーム、クアドチームのサポートにつくことが多く、初参加のジュニア選手や基礎疾患に頚椎損傷を持つ選手には特に配慮し、水分補給や氷の配給が必要でした。
今回は広い会場に4チームが分散し、試合を行ったため、氷の補充やエネルギーの補給、選手のケアのタイミングなどに関してうまく連携を取り、対応できたかと思います。
各チームで試合の開始・終了時間が違うことや、会場の立地の問題で連携の難しさは感じたものの、日本開催であったこともあり、大きな支障はありませんでした。
結果は、男子:銀メダル、女子:銅メダル、クアド:銅メダルと3カテゴリーで表彰台に上がる快挙を達成し、ジュニアも今大会のチームオブザイヤーを獲得することができました。
今大会の決勝には4,000人の観客が応援に来られ、車椅子テニスの発展の可能性を感じたとともに今年の9月に開催されるリオデジャネイロパラリンピックに向けて勢いをつけることができたと思います。
今回、このような貴重な経験をさせていただけたことに感謝し、日々の業務に還元していきたいと思います。