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2017ウィンブルドン選手権に帯同しました!

 スタッフブログ

2017/08/01

 7月13日(金)~16日(日)の4日間、イギリスの首都ロンドンにおいて、ウィンブルドン選手権(車いすの部)が開催され、日本人選手として国枝 慎吾選手、上地 結衣選手の2名が出場し、高陽整形外科クリニック理学療法士の増田 拓がフィジオトレーナーとして帯同しました。

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 ウィンブルドン選手権はテニス世界4大大会(グランドスラム)のなかでも最も歴史のある大会であり、唯一芝のコートで行います。テニスのコートは大きく分けて、ハード(アスファルト)、グラス(芝)、クレイ(土)と3種類あり、テニスはコートで内容が大きく変わるスポーツのため、選手は本大会にあわせて調整が必要になります。

 特に今季、全豪シングルス優勝、全仏ではシングルス、ダブルスの2冠達成と好調な上地選手は、2020年に向けてさらなる飛躍の為に競技用車いすを新調し大会に臨みました。

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 大会直前に6年間乗り慣れた競技車からの変更は、非常に難しい事ですが、現地にて新しい競技車へ身体を適応させるトレーニングや、実践の中で選手・コーチと相談しながら細かい調整をアドバイスさせていただきました。

 国枝選手、上地選手ともにシングルス準決勝で惜しくも敗退しましたが、上地選手は女子ダブルスにてジョーダン・ホワイリー選手(英国)と共に見事4連覇を達成する事が出来ました。

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「2020年東京パラリンピックに向けて新しい競技車いすを試せたことは大きな収穫だった」と上地選手も話しており、今後の活躍に更なる期待が持てる大会でした。

 飛翔会グループは今後も選手の皆様の最高のパフォーマンスが発揮できるようにサポートさせていただきます!
 ご依頼頂いた日本車いすテニス協会および関係者の皆様に御礼申し上げます。

【大会結果】
 国枝選手 シングルス:ベスト4 ダブルス:ベスト4
 上地選手 シングルス:ベスト4 ダブルス:優勝 

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