HISHOKAIグループ　医療法人社団 飛翔会

　こんにちは！
　福山整形外科クリニック 理学療法士の池田 沙枝です。　

　２月１４日（水）に福山ドリームプロジェクトとして、神辺旭高校女子バスケットボール部の部員１６名を対象に、運動指導を実施しました。１１月に行ったＦＭＳ測定の結果、選手の弱かった部分である体幹機能の向上を目的としたトレーニング指導を実施しました。

　　

　　　

　今回、運動後の変化を確認する為に、トレーニング前に立位での前屈・後屈、スクワットを評価しました。体幹トレーニングの内容として、仰向け・横向き・うつ伏せ・四つ這いへと運動強度を上げていく中で、徐々に目的を達成出来ない選手も出てきました。
　選手に声を掛け合いながら個別に修正を行っていき、運動後に再評価したところ、スクワットが行いやすくなったり、前屈・後屈の可動性改善を図る事が出来ました。

　また、指導を行う中で、言葉の説明と実際に見本を見せる事で伝わりやすいという事が分かりました。見て・聴いて実施し、考える事の大切さを感じました。

　今回のトレーニングを通して厳しいメニューをこなしていく中で、選手一人一人が声を掛け合い、場を盛り上げながら行っている姿は、苦しい時こそ声を出せる忍耐力の強化にも繋がっているのではないかと感じました。声を掛け合い積極的に取り組む姿勢が見られてとても有意義な時間となりました。

　今後も、福山ドリームプロジェクトでは、障害予防はもちろん競技力向上を目的としたトレーニングなどを提供していきます。体の使い方、練習中のポイントなど一人一人が考えてプレーが出来る事を願いサポートを続けていきたいです。