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№29筋トレを成功に導く その④ ~日常生活に活かす~
ストレングス&コンディショニングコラム2022/12/06
こんにちは(^^)
ケアウイング曙トレーニングセンター契約トレーナーの髙橋です。
今回も筋トレの素朴な疑問を考えていきたいと思います。
近年、筋トレの効果って様々なことが言われていますね。
「足腰の筋力をつけて、一生歩ける生活を」や
「上半身の筋トレで、肩こりや腰痛予防を」とか
「筋肉をつけて体脂肪の付きにくい体に」などなど
ほかにもたくさんの効果が挙げられています。
今回はその中でも日常生活にはどのように活きているのか??
ということを考えてみたいと思います。
【筋肉の力の発揮は3パターン】
筋肉が力を出す時の基本的なパターンは3つあります。
まずは筋肉の長さが短くなりながら力を発揮する場合です。
これを専門的には短縮性収縮と言います。
次に筋肉の長さが長くなりながら力を発揮する場合です。
これを伸張性収縮と言います。
最後に筋肉の長さが変わらないまま力を発揮する場合です。
これを等尺性収縮と言います。
【筋肉の力の発揮パターンと日常生活での役割】
それでは、それぞれの筋肉の収縮パターンは日常生活ではどのような役割を担っているのでしょうか?
1つずつ考えていきたいと思います。
≪短縮性収縮の日常生活の役割≫
通常筋肉は力を発揮すると短くなります。
短縮性収縮は簡単に言うと、自分の思った通りに身体を動かしているときに、筋肉が力を出している状態です。
例えば、何かを持ち上げるため肘を曲げようと思った時に、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が力を発揮すると肘が曲がっていきます。
この時に上腕二頭筋は短くなりながら力を発揮する、短縮性収縮を行っています。
日常生活の動作のほとんどはこの短縮性収縮で行われています。
≪伸張性収縮の日常生活の役割≫
筋肉が長くなりながら力を出すのはどのような時が考えられるでしょうか?
1つは自分の発揮できる力以上の外力が加わった時です。
そうすると自分の意思とは関係なく、筋肉は長くなりながら力を発揮します。
先ほどの上腕二頭筋の例でいうと、重たいものを渡された時、その重さに耐えきれず肘が徐々に伸びている状態です。
これは人間の動作にとって重要な役割で、急激に関節が伸びたりしてケガをしないように、筋肉が力を発揮することで、動きをコントロールしています。
これを減速動作やストップ動作と言ったりします。
伸長性収縮のおかげで、日常生活でのケガの多くは防がれているとも言えます。
≪等尺性収縮の日常生活の役割≫
筋肉が長さを変えずに力を発揮しているというのは、言い換えると動きがないということです。
動きがないということは、一定の状態を保っているということにもなります。
これを日常生活に当てはめると、姿勢を維持しているときが真にそれにあたります。
脊柱起立筋と呼ばれる背中の筋肉や腹筋群など、いわゆる体幹にある筋肉は、姿勢を維持するために常に等尺性収縮を行っています。
原因不明の腰痛や首肩回りのコリなどは、これらの姿勢維持筋のバランスが崩れ、特定の部位に極端に負担がかかった時に起来ているものがたくさんあります。
正しい姿勢を保ち、余計な腰痛や肩こりを予防してくれているのが、等尺性収縮の役割になります。
【目的に合った筋肉の収縮パターンでトレーニングを!】
ここまで書いてきたように、筋肉が力を発揮するパターンには、短縮性収縮、伸張性収縮、そして等尺性収縮の3つあります。
そしてその3つのパターンには日常生活でもそれぞれの役割があります。
トレーニングの原則にもある意識性の原則から、その役割を意識してトレーニングを行うことで、日常生活により効果的な筋トレを行うことが出来ます。
より快適な日常生活を行うために、効率的に筋力トレーニングをやっていきましょう!
ケアウイング曙では国家資格を有するトレーナーが、科学的根拠をもとに、より効果の高いトレーニングの指導をしています。
ぜひ一度、ケアウイング曙のパーソナルトレーニングをお試しください!
あわせて身体に関するお悩みをどこよりも分かりやすく解決いたします。
気になったらいつでも☟にご連絡ください!
☎ 082-568-6102
ケアウイング曙トレーニングセンターのホームページはコチラ
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ケアウイング曙トレーニングセンター契約トレーナーの髙橋です。
今回も筋トレの素朴な疑問を考えていきたいと思います。
近年、筋トレの効果って様々なことが言われていますね。
「足腰の筋力をつけて、一生歩ける生活を」や
「上半身の筋トレで、肩こりや腰痛予防を」とか
「筋肉をつけて体脂肪の付きにくい体に」などなど
ほかにもたくさんの効果が挙げられています。
今回はその中でも日常生活にはどのように活きているのか??
ということを考えてみたいと思います。
【筋肉の力の発揮は3パターン】
筋肉が力を出す時の基本的なパターンは3つあります。
まずは筋肉の長さが短くなりながら力を発揮する場合です。
これを専門的には短縮性収縮と言います。
次に筋肉の長さが長くなりながら力を発揮する場合です。
これを伸張性収縮と言います。
最後に筋肉の長さが変わらないまま力を発揮する場合です。
これを等尺性収縮と言います。
【筋肉の力の発揮パターンと日常生活での役割】
それでは、それぞれの筋肉の収縮パターンは日常生活ではどのような役割を担っているのでしょうか?
1つずつ考えていきたいと思います。
≪短縮性収縮の日常生活の役割≫
通常筋肉は力を発揮すると短くなります。
短縮性収縮は簡単に言うと、自分の思った通りに身体を動かしているときに、筋肉が力を出している状態です。
例えば、何かを持ち上げるため肘を曲げようと思った時に、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が力を発揮すると肘が曲がっていきます。
この時に上腕二頭筋は短くなりながら力を発揮する、短縮性収縮を行っています。
日常生活の動作のほとんどはこの短縮性収縮で行われています。
≪伸張性収縮の日常生活の役割≫
筋肉が長くなりながら力を出すのはどのような時が考えられるでしょうか?
1つは自分の発揮できる力以上の外力が加わった時です。
そうすると自分の意思とは関係なく、筋肉は長くなりながら力を発揮します。
先ほどの上腕二頭筋の例でいうと、重たいものを渡された時、その重さに耐えきれず肘が徐々に伸びている状態です。
これは人間の動作にとって重要な役割で、急激に関節が伸びたりしてケガをしないように、筋肉が力を発揮することで、動きをコントロールしています。
これを減速動作やストップ動作と言ったりします。
伸長性収縮のおかげで、日常生活でのケガの多くは防がれているとも言えます。
≪等尺性収縮の日常生活の役割≫
筋肉が長さを変えずに力を発揮しているというのは、言い換えると動きがないということです。
動きがないということは、一定の状態を保っているということにもなります。
これを日常生活に当てはめると、姿勢を維持しているときが真にそれにあたります。
脊柱起立筋と呼ばれる背中の筋肉や腹筋群など、いわゆる体幹にある筋肉は、姿勢を維持するために常に等尺性収縮を行っています。
原因不明の腰痛や首肩回りのコリなどは、これらの姿勢維持筋のバランスが崩れ、特定の部位に極端に負担がかかった時に起来ているものがたくさんあります。
正しい姿勢を保ち、余計な腰痛や肩こりを予防してくれているのが、等尺性収縮の役割になります。
【目的に合った筋肉の収縮パターンでトレーニングを!】
ここまで書いてきたように、筋肉が力を発揮するパターンには、短縮性収縮、伸張性収縮、そして等尺性収縮の3つあります。
そしてその3つのパターンには日常生活でもそれぞれの役割があります。
トレーニングの原則にもある意識性の原則から、その役割を意識してトレーニングを行うことで、日常生活により効果的な筋トレを行うことが出来ます。
より快適な日常生活を行うために、効率的に筋力トレーニングをやっていきましょう!
ケアウイング曙では国家資格を有するトレーナーが、科学的根拠をもとに、より効果の高いトレーニングの指導をしています。
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