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【蔵本達也のドイツ社会人留学リポート】Vol.15 ヨーロッパで活躍する日本人騎手

 スタッフブログ

2023/12/23

 皆さんこんにちは。
 ドイツの現在(12月7日)は-2°とかなり冷え込んできました。
街中はクリスマスマーケットで賑やかなムードになってきました。私も先週ケルンのクリスマスマーケットに行ってきました。何回行っても綺麗で、今年は色んな街のクリスマスマーケットに行きたいと思
っています。日本でも色んなところでクリスマスマーケットをしている時期だと思います。ドイツビールやソーセージに加え、この時期ならではのホットワインやシュトーレンなどもあるので、ぜひドイツの雰囲気を味わってみて下さい。

 さて今回は、私が今サポートしている日本人馬術選手(大久保 渓選手)について話していこうと思います。
 彼は現在24歳で、障害馬術の日本代表候補の1人です。高校卒業と同時にドイツに渡独し、「障害馬術」のスキルを極めるためにドイツにて単身で活動しています。彼に出会ったのはちょうど8カ月前で、馬術のパフォーマンスを高めたいという要望で依頼を受けて、サポートさせていただくことになりました。当初は、馬術以外のトレーニングを今までしたことがないということで、線も細く、体幹筋もなく身体のバランスも良くない状態でした。私も馬術に関しては全くの無知で、今まで出会ったことのない種目でした。しかし、ドイツやヨーロッパでは馬術はとても有名で、ドイツで活躍している日本人選手は多いそうです。
 馬術に関して少し紹介すると、大きく3つの種目に分かれます。1つ目はコース上に設置された大きな障害物を飛び越える際のミスの少なさと走行時間で競う「障害馬術」。2つ目にステップなどの演技の正確さと美しさを採点する「馬場馬術」。3つ目に障害と馬場の2つにダイナミックなクロスカントリー走行を加えた「総合馬術」があります。
 彼は現在「障害馬術」の日本代表候補です。約8ヶ月間パーソナルトレーニングでサポートさせていただいていますが、彼はかなりストイックで、週3回スタジオに来てトレーニングに励んでいます。またトレーニングだけでなく、栄養面や睡眠に関しても徹底している選手です。現在では、トレーニングの強度も上げて、今までできなかったトレーニングもできるようになってきています。その為身体も仕上がってきており、パフォーマンスも上がってきています。彼の今後の目標は日本代表になり、オリンピックに出場することです。明確な目標を立てていました。約8ヶ月間サポートをしていますが、彼の馬術に対する取組み、トレーニングや睡眠、栄養に関するストイックさ、人間性、どれをとってもレベルが高い選手です。彼は、今後日本を背負って世界で戦う選手なんだなと思っています。彼の活躍に是非注目して下さい。また彼は現在、スポンサーを探しています。馬術は馬というパートナーがいなければ成り立たないスポーツです。スポンサーとして支援して頂ける方を探しています。是非応援の程、よろしくお願い致します。私はこれからも全力でサポートさせていただきます!

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名前:大久保 渓 (写真右側)

平成11年9月25日生まれ 24歳

関東国際高等学校入学、第一学院高等学校編入、卒業後スポーツ特別ビザ取得ドイツ ケルン移住

ー馬術経歴ー
6歳より乗馬始める
8歳 障害馬術競技会デビュー
11歳 全日本ジュニア初出場
12歳 全日本ジュニア準優勝
15歳 国体東京代表 少年部優勝
16歳 国体東京代表 少年部2連覇
   インターハイ 3位
17歳 国体東京代表 少年3位
   ドイツ厩舎にて活動

FEI競技会デビュー                
17歳 ポルトガルVilamouraChampionsTour 入賞
18歳 スペインMediterraneanTour140cm 優勝
21歳 FEI GP競技出場
   スロバキアsamorin CSIGP U25 3位
   スペインAutumnMET Tour SilverGP 3位 
22歳 CSI4☆ スペインBigTour 145cm 入賞
   CSI3☆ デンマークUggerhale 145cm 入賞
   2023アジア大会日本代表候補

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飛翔会の整形外科クリニック


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