HISHOKAIグループ　医療法人社団 飛翔会

　皆さんこんにちは。最近は暑くなったり、寒くなったりと温度差が激しいドイツです。昨日(8/ 13)、一昨日(8/12)は30°C程度で暑く感じましたが、今日は(8/14)は22°Cと涼しく感じます。また、ドイツには基本的に家にはエアコンがありません。(扇風機のみ)
　ホテルにエアコンが完備されていないことも珍しくありません。そのため30°Cを超えるとかなり暑く感じます。お店や公共交通機関、公共施設にはエアコンがあることもありますが、基本的には日本みたいなエアコン生活ではありません。

　今月は、デュッセルドルフ内で引っ越しをする予定です。今の家よりも少し職場に近い家に引っ越すことになったのですが、退出する日までにNachmieter(次に借りてくれる人)を自分で探さなくてはなりません。条件は家主によって様々ですが、基本的に3ヶ月前までに退出届を出していれば、自分でNachmieterを探さなくてもいいのですが、3ヶ月未満で退出する場合は、自分でNachmieterを探す必要があります。もし探すことができなければ、最長3ヶ月間の家賃を払わなければなりません。
　今現在はVormieter(家主)、Hausmeister(管理人)、Nachmieterの三者と連絡を取り合わなければならず、とてもストレスの多い日が続いています。Nachmieterを探す手段は、家を探している友人や知人を見つけるか紹介してもらうパターン、アプリやSNSで Nachmieterの募集をするパターンのどちらかが一般的です。今回、友人や知人で家を探している人は見つからなかったので、アプリで募集をすることにしました。私が使ったアプリはWG- Gesucht(賃貸アプリ)、ImmoScout24(賃貸アプリ)、 Kleinanzeigen(フリマアプリ)の3つのアプリを使っています。
　簡単にNachmieterを探すまでの流れを紹介します。アプリに部屋の情報や写真を掲載して、興味のある人からメッセージが届きます。そして連絡を返して、内覧の予約日を決めます。実際に見に来る対面での内覧がメインですが、最近ではビデオ電話を使ったオンライン内覧も行っています。そして内覧が終了すると、気に入れば書類を揃えてもらい、Vormieterがこの人で良いと言えば決定といった流れです。今現在 30通くらいのNachmieter候補の人から連絡をもらっています。ここで気をつけるべきは、私が 決めた人でもVormieterがこの人ではダメと言えば、次を探さないといけないということです。 30通の中にもちゃんと仕事や趣味、性格、給料など丁寧にメッセージをくれる人もいれば、『その家に興味があります。是非貸して下さい』とだけメッセージをしてくる人もいます。30通の中で厳選し、10名の方に連絡を返し内覧の予約をしましたが、数名は当日キャンセル、無断キャンセルをする方も多くいました。その為、選ぶ側も慎重にならないとなかなか良いNachmieterを探すのは難しいと感じています。またドイツ語での対応もかなり苦戦していますが、現在なんとか3名ほどVormieterに紹介できて連絡待ちの状態です。引っ越しまでに時間が少ないので上手くいくことを願っています。

　そして、今回は7月にフランクフルトで開催された「EURO J Jr.Cap」にコーチ兼理学療法士として参加したので、そのことについて書きたいと思います。
　今回で2回目の参加となります。私はFCブリュッセルの3、4年生のBチームを担当しました。大会前にまず目標を決めてもらい、『頑張るのは当たり前で、プラスアルファーでチームや選手のためにできることを探して試合に臨みましょう。そして最後まで諦めずに良い声かけをしましょう。』とだけ伝え、試合に臨みました。大量得点された試合もありましたが、毎試合1点以上は点を取り、諦めない姿勢を結果としても見せてくれたと思います。また7試合中2試合は勝つことができ、結果的に10チーム中7位で大会を終えました。選手たちは1勝もできないと思っていたみたいで、とても喜んでいました。試合を重ねていくうちに選手たちが成長していく姿を見れてよかったです。結果は大切ですが、それまでの過程はもっと大切だということを選手たちは証明してくれたと思います。また、特に怪我人や熱中症の選手が出ることもなく大会を終えることができてよかったです。
　そして、今回も大会優秀選手が9月に行われる世界大会に参加することになっています。私もU-12のコーチ兼理学療法士として参加することが決まっています。前回はスペインで行われましたが、今回はオランダ開催が予定されています。選手が活躍できるようにしっかりとサポートしていきたいと思います。