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Spine Dynamics理論のリハビリでの実際について②

 スタッフブログ

2024/11/16


こんにちは。
業務支援部 教育課の石川雄也です。

前回は、背骨の柔軟性のチェック方法をご紹介しました。筋力のチェック方法についてご紹介いたします。
私たちは、地球上で生活しているため常に重力の影響を受けています。重力に打ち勝つだけの筋力が発揮できない場合、思い通りにカラダを動かすことが出来なくなり不調を感じやすい状態となってしまいます。では、どの程度の筋力を発揮できればよいのでしょうか?今回はそのチェック方法と基準値をご紹介いたします。


【片足での立ち上がりテスト】
(方法)両手を胸の前に組み、10~40cmの高さの台から片足で反動をつけずに立ち上がります。立ち上がって3秒間は片足立ちの姿勢をキープします。(基準値)立ち上がれる高さによって、どれくらいの運動ができるか判断できます。
・片足10cm:スポーツで怪我をしないレベル。
・片足20cm:スポーツを安全に行えるレベル。
・片足30cm:日常生活を安全に送れるレベル。
・片足40cm:日常生活を安全に送るギリギリのレベル。
片足30cmからの立ち上がりが行えるかが、重力に打ち勝って日常生活を送る上で最低基準となる筋力レベルになります。
クリニックでは、筋力の測定に加えて体組成計を用いて筋肉量の測定も行っています。筋肉量に見合った筋力が発揮できているかについてもチェックしています。チェックを通して、今のカラダの状態ではどの程度の運動が適切であるかチェックしてみてください。

飛翔会の整形外科クリニック


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