HISHOKAIグループ　医療法人社団 飛翔会

こんにちは。高陽整形外科クリニック理学療法士の山本　茜です。

３月１６日（土）、コカ・コーラウエストスタジアムにおいて、アンジュヴィオレ広島の選手達にＦＭＳおよびフィールドテストの測定を行いました。
今シーズンから加入の新メンバーも加え、総勢１９名の選手達が測定を実施しました。

ＦＭＳ（Functional Movement Screen）では、日常生活にとって重要となる３つの動き（Big3）と、４つの個別テスト（Little4）を組み合わせ、動きの中の左右差や癖をみて点数化し、身体機能面の評価をします。
そして、フィールドテストでは、実際に競技を行なうフィールドで行なう基礎体力テストです。
走力・持久力・ジャンプ力を中心に、競技を行なう上で必要となる能力を数値で測定し、客観的な評価を行ないます。

ＦＭＳ・フィールドテストともに、初めて測定する選手が多く、測定を始めるまでは「どんなテストをやるのだろう？」と選手の皆が不安そうにしていましたが、実際に測定に入ると、普段通りに真剣に測定に取り組んでいました。
特に、フィールドテストでは、測定結果が数値で分かりやすいということもあり、選手同士で結果を気にし合っていました。
そうすることにより、どの要素が自分は優れているのか、または不足しているのかを、各個人が感じ取れていたようです。
今回の測定は、選手自身が自分の能力を把握するためにも、良い機会になったのではないかと思います。


　　

　　

　　
今回のＦＭＳやフィールドテストの測定結果を、選手達の怪我の予防やパフォーマンスの向上につなげていけるよう、今後活用していきたいと思います。