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山口国体ボート競技帯同記 ~後編
スタッフブログ2011/11/11
皆さん、こんにちは!福山整形外科クリニック理学療法士の岩田祐二です。
ずいぶんと間が空いてしまいましたが、山口国体ボート競技帯同記~後編をお届けします。
準決勝進出が決まり、少しゆっくりするのかと思いきや、午後はさっそく練習です。
予選のレースが思っていた展開と異なり、良くなかったようで、今日から明日にかけて修正をして準決勝に臨まなければなりません。
準決勝に向け練習中
10月3日(月)
翌日も少年男子は練習でした。
他の凖決勝進出クルーも、“アクトビレッジおの”で練習しており、私も練習に参加しました。
他県と合同練習
一方、西永トレーナーは成年男子クルーの敗者復活戦に帯同。勝てば準決勝に上がれます。
しかし、残念ながら成年男子ダブルスカルは敗者復活戦で敗退し、国体はここまででした。
成年男子フォアと成年女子シングルスカルは準決勝に進出決定しました!
今回は、選手のケアの様子をご紹介したいと思います。
基本的には、選手のケアは宿舎にて行いますが、選手の訴えに応じて、練習場所やレース会場でも行うことがあります。
ケガ人の治療というよりは、疲労の溜まりやすい肩周りや前脛部、大腿部の疲労を除去したり、肩、股関節、足関節を中心に、関節機能の改善を行ったりします。
ボート競技では、9割方選手の訴えは腰痛になりますが、上記のようなアプローチをしていくことで腰痛を予防、改善していくことができ、またパフォーマンスも改善していきます。
この大会期間中、クルー全員に毎日ケアを行いました。
上記部位の機能を評価し、記録を取りながらアプローチしていき、日に日に良くなっていく様がはっきりとみられました。
宿舎でのケア~私です
ここで、私を含めたドクター、トレーナースタッフを紹介します。
松田ドクター、早川理学療法士、高陽整形外科クリニックの西永トレーナー、今年は彼らと共に活動しました。皆選手のために懸命にサポートを行いました。
宿舎でくつろぐ松田ドクター 会場にて西永トレーナー
10月4日(火)
今日はいよいよ準決勝!
国体を始め、ボート競技の大会は、準決勝が一番厳しいレースです。
なぜなら、1着にならなければ決勝レースに上がれず、2着では5~8位順位決定レースにまわってしまうのです。順位決定レースで1着でも、5位でしかありません。
よって、同レースに強豪クルーが2チーム以上いるという組み合わせになると、強いクルーでも5位以下で終わってしまうという怖さがあるのです。
今回は組み合わせもよかったので、比較的リラックスしてレースに臨めました。
結果は、ダントツ1位で決勝進出です!!
成年男子フォアと成年女子シングルスカルは、残念ながら準決勝敗退が決まり、国体はここまででした。
今回は、ウォームアップサポートについて話をします。
レース当日、私達トレーナーは、選手のウォームアップを担当します。
ウォームアップは、レースでの良いパフォーマンスにつながるよう意図して組み立てます。
体幹の安定性、肩、肩甲骨、股関節、足関節の可動性、全身パワーを目覚めさせながら体温・心拍数を上げていくというような内容で構築されています。
監視とリギングの時間に合わせて、時間配分とタイミングを考えなければならないことや、天候、気温も考慮しないといけないことなど、相当気を使います。
成年女子シングルスカル三島選手 準決勝に向けアップ中
今までやってきた感想ですが、良いアップが出来ると、結果も良い様な気がします。
写真は、ボート用のエルゴメーターを漕いでいるところです。ウォームアップや練習で用いています。
なお、私の行っているウォームアップの模様は、選手と私しかいない状態でしたので、撮影することができませんでした・・・。
10月5日(水)
いよいよ決勝レースです。
すでに国体入賞は決まっているのですが、あとは何位になるかがポイントです。
コンディションは、連日身体の確認をしているので悪くはないと思いました。
いざ決勝レースへ~岡野選手
しかし、結果は惜しくも2位。それでも県全体としては喜ばしい結果です。
3年生にとっては高校最後のレース、結果を残せて喜んでいましたが、予選で負けた愛媛クルーにまたしても敗退し、唯一の2年生矢野選手は厳しい表情で悔しさをかみ殺していました。
来年も期待できそうです。
レースが終わり表彰式。
選手、スタッフの喜ぶ姿を確認し、福山への帰路につきました。
帰りの道中、長かった1週間を振り返りつつ、明日から始まる来年に向けての構想を考えたりもしました。
今日11月11日は、すでに来年のための活動が始まっている状態です。
来年も、また喜ばしい結果をブログにて報告できるよう頑張っていきたいと思います!
今後、ボート競技への皆さんの応援もよろしくお願いします!!
ずいぶんと間が空いてしまいましたが、山口国体ボート競技帯同記~後編をお届けします。
準決勝進出が決まり、少しゆっくりするのかと思いきや、午後はさっそく練習です。
予選のレースが思っていた展開と異なり、良くなかったようで、今日から明日にかけて修正をして準決勝に臨まなければなりません。
準決勝に向け練習中
10月3日(月)
翌日も少年男子は練習でした。
他の凖決勝進出クルーも、“アクトビレッジおの”で練習しており、私も練習に参加しました。
他県と合同練習
一方、西永トレーナーは成年男子クルーの敗者復活戦に帯同。勝てば準決勝に上がれます。
しかし、残念ながら成年男子ダブルスカルは敗者復活戦で敗退し、国体はここまででした。
成年男子フォアと成年女子シングルスカルは準決勝に進出決定しました!
今回は、選手のケアの様子をご紹介したいと思います。
基本的には、選手のケアは宿舎にて行いますが、選手の訴えに応じて、練習場所やレース会場でも行うことがあります。
ケガ人の治療というよりは、疲労の溜まりやすい肩周りや前脛部、大腿部の疲労を除去したり、肩、股関節、足関節を中心に、関節機能の改善を行ったりします。
ボート競技では、9割方選手の訴えは腰痛になりますが、上記のようなアプローチをしていくことで腰痛を予防、改善していくことができ、またパフォーマンスも改善していきます。
この大会期間中、クルー全員に毎日ケアを行いました。
上記部位の機能を評価し、記録を取りながらアプローチしていき、日に日に良くなっていく様がはっきりとみられました。
宿舎でのケア~私です
ここで、私を含めたドクター、トレーナースタッフを紹介します。
松田ドクター、早川理学療法士、高陽整形外科クリニックの西永トレーナー、今年は彼らと共に活動しました。皆選手のために懸命にサポートを行いました。
宿舎でくつろぐ松田ドクター 会場にて西永トレーナー
10月4日(火)
今日はいよいよ準決勝!
国体を始め、ボート競技の大会は、準決勝が一番厳しいレースです。
なぜなら、1着にならなければ決勝レースに上がれず、2着では5~8位順位決定レースにまわってしまうのです。順位決定レースで1着でも、5位でしかありません。
よって、同レースに強豪クルーが2チーム以上いるという組み合わせになると、強いクルーでも5位以下で終わってしまうという怖さがあるのです。
今回は組み合わせもよかったので、比較的リラックスしてレースに臨めました。
結果は、ダントツ1位で決勝進出です!!
成年男子フォアと成年女子シングルスカルは、残念ながら準決勝敗退が決まり、国体はここまででした。
今回は、ウォームアップサポートについて話をします。
レース当日、私達トレーナーは、選手のウォームアップを担当します。
ウォームアップは、レースでの良いパフォーマンスにつながるよう意図して組み立てます。
体幹の安定性、肩、肩甲骨、股関節、足関節の可動性、全身パワーを目覚めさせながら体温・心拍数を上げていくというような内容で構築されています。
監視とリギングの時間に合わせて、時間配分とタイミングを考えなければならないことや、天候、気温も考慮しないといけないことなど、相当気を使います。
成年女子シングルスカル三島選手 準決勝に向けアップ中
今までやってきた感想ですが、良いアップが出来ると、結果も良い様な気がします。
写真は、ボート用のエルゴメーターを漕いでいるところです。ウォームアップや練習で用いています。
なお、私の行っているウォームアップの模様は、選手と私しかいない状態でしたので、撮影することができませんでした・・・。
10月5日(水)
いよいよ決勝レースです。
すでに国体入賞は決まっているのですが、あとは何位になるかがポイントです。
コンディションは、連日身体の確認をしているので悪くはないと思いました。
いざ決勝レースへ~岡野選手
しかし、結果は惜しくも2位。それでも県全体としては喜ばしい結果です。
3年生にとっては高校最後のレース、結果を残せて喜んでいましたが、予選で負けた愛媛クルーにまたしても敗退し、唯一の2年生矢野選手は厳しい表情で悔しさをかみ殺していました。
来年も期待できそうです。
レースが終わり表彰式。
選手、スタッフの喜ぶ姿を確認し、福山への帰路につきました。
帰りの道中、長かった1週間を振り返りつつ、明日から始まる来年に向けての構想を考えたりもしました。
今日11月11日は、すでに来年のための活動が始まっている状態です。
来年も、また喜ばしい結果をブログにて報告できるよう頑張っていきたいと思います!
今後、ボート競技への皆さんの応援もよろしくお願いします!!