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お知らせ
車いすテニス WORLD TEAM CUP 2008 ITALY大会 日本代表チームトレーナー活動報告
学会・講演会のご報告2009/01/31
演者/蛯江 共生
会期/平成21年1月31日(土)
会場/国立リハビリテーション学院
【はじめに】 車いすテニスでは、健常者のデビスカップ、フェドカップといった国別対抗戦にあたるワールドチームカップが毎年開催されている。この度、北京パラリンピックに向けてWORLD TEAM CUP 2008 ITALY大会へ日本代表チームスタッフとして参加したので報告する。
【大会概要】 WORLD TEAM CUP(以下WTC)は毎年開催される大会で、競技は男子、女子、クワァド、ジュニアの4部門で構成されている。今大会は2008年6月9日~6月17日にイタリア共和国クレモナ市で開催され、35カ国が参加した。日本代表チームは男子、女子の部門での参加となり、チーム内訳は選手8名(男子4名、女子4名)、代表チーム統括のチームマネージャー1名、コーチ3名、トレーナー2名の総勢14名であった。
【活動内容】 日本車いすテニス協会(以下JWTA)からの帯同要請を受けた後、事前準備として選手の状態把握、コーチスタッフとの連携、帯同物品の購入、物療機器の手配などを行った。大会期間中はトレーナー2名体制で宿舎、試合会場での選手のケアを実施した。ケア対応延べ件数は71件(練習、試合後のアイシングは除く)で、疲労回復を目的としたリコンディショニングが中心となった。また、治療部位としては肩関節周囲が多く、前腕、肘、頸部、手、腰部などの順となった。内容としては徒手療法、ストレッチ、物理療法、テーピング、アイシングなどを実施した。
【結果・考察】 北京パラリンピックの前哨戦としての意味合いが強い今大会では、パラリンピックへ繋げる取り組みとしてトレーナー部門に関してもJWTAの方針の下、日本代表チーム初のトレーナー2名体制をとることとなった。これにより、選手のケアする時間の確保、タイミングなどの面でもサポート体制の充実を図ることができたと考える。また今大会の日本代表の成績は男子4位、女子6位であったが、パラリンピックへ向けて選手、スタッフ間の連携強化が図れ、代表チームのサポート体制においても課題を明確にして準備が行える活動となったと考える。
会期/平成21年1月31日(土)
会場/国立リハビリテーション学院
【はじめに】 車いすテニスでは、健常者のデビスカップ、フェドカップといった国別対抗戦にあたるワールドチームカップが毎年開催されている。この度、北京パラリンピックに向けてWORLD TEAM CUP 2008 ITALY大会へ日本代表チームスタッフとして参加したので報告する。
【大会概要】 WORLD TEAM CUP(以下WTC)は毎年開催される大会で、競技は男子、女子、クワァド、ジュニアの4部門で構成されている。今大会は2008年6月9日~6月17日にイタリア共和国クレモナ市で開催され、35カ国が参加した。日本代表チームは男子、女子の部門での参加となり、チーム内訳は選手8名(男子4名、女子4名)、代表チーム統括のチームマネージャー1名、コーチ3名、トレーナー2名の総勢14名であった。
【活動内容】 日本車いすテニス協会(以下JWTA)からの帯同要請を受けた後、事前準備として選手の状態把握、コーチスタッフとの連携、帯同物品の購入、物療機器の手配などを行った。大会期間中はトレーナー2名体制で宿舎、試合会場での選手のケアを実施した。ケア対応延べ件数は71件(練習、試合後のアイシングは除く)で、疲労回復を目的としたリコンディショニングが中心となった。また、治療部位としては肩関節周囲が多く、前腕、肘、頸部、手、腰部などの順となった。内容としては徒手療法、ストレッチ、物理療法、テーピング、アイシングなどを実施した。
【結果・考察】 北京パラリンピックの前哨戦としての意味合いが強い今大会では、パラリンピックへ繋げる取り組みとしてトレーナー部門に関してもJWTAの方針の下、日本代表チーム初のトレーナー2名体制をとることとなった。これにより、選手のケアする時間の確保、タイミングなどの面でもサポート体制の充実を図ることができたと考える。また今大会の日本代表の成績は男子4位、女子6位であったが、パラリンピックへ向けて選手、スタッフ間の連携強化が図れ、代表チームのサポート体制においても課題を明確にして準備が行える活動となったと考える。